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お習字と私
お習字を始める年齢やきっかけは皆様々です。
当教室では、一番小さいお子さんは4才から、上は4年生で入会しています。
私が初めてお習字教室の門をくぐったのは5才の春でした。
両親が『自分たちが字が下手で苦労してるから、せめて子供には上手になってもらいたい』という理由から通わせるようにしたようです。
当教室では幼稚園・保育園児には、まだ硬筆のみで筆を持たせることはしていませんが、私自身は5才で入会していきなり毛筆から習いました。
当時は習っていない子に比べたら上手だ という程度で、特にまわりより秀でていた訳ではなかったと思います。
筆で字を書くのが心底楽しい、もっと上手になりたいと思ったのは小学3年生の時でした。
3年生から学校の書写でも毛筆が始まりますが、校内の書写コンクールで初めて金賞をとったのです。 その時の字は「体」という漢字一文字。
賞状をもらってものすごく嬉しくて、走って家に帰り、その日のうちに額を買ってもらったのをよく覚えています。
私の場合、ほめられたり評価されたりして自信がつき、益々頑張るようになったのですが、以後たくさんのコンクールで各賞をもらっても、やはりあの3年生の時に初めてもらった黄色の画用紙みたいな小さな賞状が一番印象に残っているのです。
私は高校卒業後、看護学校に進学してナースになりましたが、実は小学生の頃から(お習字の先生になりたいなー)と密かに思っていました。
看護学校時代、ナース時代は時間に余裕がなく、筆を持つことができなかったのですが、結婚して出産後に再び師匠について書道を再開、教範試験に合格し、念願の先生になれた時は本当に感激しました。
不慣れな土地で教室を開き、子育てをしながらなので本当にに多忙なのですが、大好きな書道と共に生きる日々は、とても充実しています。
自分の書く字も、先生としても、まだまだ未熟な私ですが、一生勉強のつもりでおります。